Windows 7 でビジュアルエディタを使って制作を始める方法
Windows 7 でビジュアルエディタを使って制作を始める方法
前提条件
node.js の 14~16.3 バージョンをインストールする
node.js 公式サイトの node v16.3.0 のダウンロードページ を開き、インストーラーをダウンロードする。
ミラーサイト: https://registry.npmmirror.com/binary.html?path=node/v16.3.0/
自分のシステムに合ったインストーラーを選択する。
win-x64, win-x86 の 2 つのフォルダから選択し、それ以外のファイルはダウンロードしないように注意する。
対応するバージョンのフォルダを選択したら、その中の node.exe をダウンロードする。
システムチェックを回避する環境変数を設定する
- マイコンピュータ / コンピュータ を右クリックし、メニューから プロパティ をクリックする。
- 左側のペインで システムの詳細設定 を開く。
- 右下の 環境変数 をクリックする。
- システム変数に NODE_SKIP_PLATFORM_CHECK という変数を追加し、値を 1 にする。
- 保存する。
node.js のインストーラー(先ほどダウンロードした node.exe)を実行して、node.js をインストールする。
方法 1: Terre Win7 サポートパッチを使用する
Win7 対応 Terre パッチをダウンロードする
ダウンロード先:
ビジュアルエディタをダウンロードする
パッチに対応するバージョンのビジュアルエディタをダウンロードして解凍する。
対応するバージョンはパッチ内の 使用説明書, README などのファイル、または package.json の version に対応する値を確認する。
パッチを使用する
パッチを解凍し、パッチ内のファイルをビジュアルエディタのルートディレクトリにコピーする。
依存関係をインストールする
Install_Dependencies.bat を実行して依存関係をインストールする。node_modules フォルダが出現すれば成功。
手動で行う方法:
任意のターミナルを開く。
エディタのあるディレクトリを開く。
以下のコマンドを実行する。
npm i # あるいは(yarn をインストールしている場合) yarn
ビジュアルエディタを起動する
WebGal_Terre-Win7.bat を実行してエディタを起動する。
手動で行う方法:
任意のターミナルを開く。
エディタのあるディレクトリを開く。
以下のコマンドを実行する。
node main.js
ヒント
コンピュータに 14 よりも低いバージョンの node がインストールされている場合は、まず 14~16.3 バージョンの node に切り替える。
方法 2: ソースコードからコンパイルする(ある程度のプログラミング経験がある人におすすめ)
ソースコードを取得する
WebGAL_Terre リポジトリをクローンする。
git clone https://github.com/MakinoharaShoko/WebGAL_Terre.git
パッケージマネージャー(任意)
yarn をインストールする(任意だが推奨)。
npm i -g yarn
ビジュアルエディタをコンパイルする
方法 1: ビジュアルエディタ全体をコンパイルする
依存関係をインストールする
プロジェクトのルートディレクトリで依存関係をインストールする。
yarn
release.sh のコマンドに従って、Terre 以外の packages をパッケージ化する。
Terre を手動でコンパイルする。[Terre のみコンパイル](./#方法2: Terre のみコンパイルする) を参照。
方法 2: Terre2 のみコンパイルする
packages/terre2 を開く。
依存関係をインストールする
yarn
terre2 をパッケージ化する
yarn run build
dist ディレクトリ内のすべての .d.ts で終わるファイルを削除する(任意)。
dist に package.json ファイルを追加する。内容は以下の通り(関連情報を必ず入力すること)。
{ "name": "webgal-terre-2-win7-server", "version": "バージョン番号", "description": "", "private": true, "license": "MPL-2.0", "dependencies": { "@nestjs/common": "^8.0.0", "@nestjs/core": "^8.0.0", "@nestjs/platform-express": "^8.0.0", "@nestjs/serve-static": "^2.2.2", "open": "^8.4.0", "reflect-metadata": "^0.1.13", "rimraf": "^3.0.2", "rxjs": "^7.2.0", "vscode-languageserver": "^8.1.0", "ws": "^8.8.1" } }
dist
ディレクトリをコンパイル済みのエディタディレクトリにコピーする。
ビジュアルエディタを実行する
ビジュアルエディタのディレクトリで依存関係をインストールする。
npm i # あるいは(yarn を推奨) yarn
node main.js
を実行してビジュアルエディタを起動する。必要に応じて bat, sh スクリプトとして記述することができる。